私の思い まちづくり・経済・交通 総務・人事 議  会 教育・文化
福祉・医療 平和・交流 その他 総合メニュー

(No.413)2014年2月24日

安佐市民病院の建替え(利益供与)

2月20日の広島市議会本会議で、自由民主党・保守クラブの八軒議員が「安佐市民病院建替えに係る基本計画策定業務」2,000万円についての質疑をされました。広島市施行の段原地区再開発事業(区画整理事業)で地域住民・地権者の皆さんが大変ご苦労されたことを引き合いに問題点を質されました。

民間施行の区画整理事業と官施行の区画整理事業とでは手法など少し違いますが、基本は安心・安定した住環境の宅地を造ることに間違いないのです。段原地域では、女子商学園による種地提供などの協力があり、30年以上の歳月を経てやっと完成の域まで到達したのです。

この度の安佐市民病院の移転先として広島市が提示している土地は、可部町の中心部から少し外れ、広島県が土地を借り上げ県営住宅を建築していた、少々不便で自然災害予防地区である荒下地区への移転計画です。

その土地は民間施行の区画整理事業用地となっていますが、私たちの聞き及んでいるところでは、まだ事業の設立準備組合の初期段階であり、区画整理の名称だけが先走りしている土地のようにしか思われません。

民間施行の区画整理事業は、初期投資の資金が嵩む事業であり、バブルの最盛期には不動産投資事業として活発に進展した事業手法ですが、企業にも地権者にも開発リスクが大きすぎて、住宅地不足のない現在では手を染めない事業手法のはずです。

基本は地権者と民間デベロッパーがそこにかかる土地代金や工事費用に、その間にかかる不透明な必要経費をオンさせたものからなるものなのです。

一番注意をしなくてはならないのが、この不透明な経費です。ここで土地価格の増減が決まります。世間でよく話されている悪徳不動産が暗躍する部分なのです。

ここで使途不明金が生まれたりして、経費の算定次第で完成地価が決まります。以下の投書にあるように、1坪約40,000円が1坪約166,000円の約4倍になるとありますが、事業の施行方法によればそれでは済まないことになりかねないのです。

※ 画像をクリックすると別のウインドウでご覧になれます。

※ 画像をクリックすると別のウインドウでご覧になれます。

※ 画像をクリックすると別のウインドウでご覧になれます。

※ 画像をクリックすると別のウインドウでご覧になれます。

この資料に示されたように、事業終了時には何倍になっているかもわからないのです。市民の税を運用している行政は、形のない不動産に対し価格予想や買取予約は絶対にするべきではありません。

このことは相手側に利益供与をするものであり、善意の市民に対する背信行為になるのではないでしょうか。もしそうであれば、完全に犯罪にもなりかねません。荒れ地に魔法をかけて黄金の光を与え、現在でも世間で流行している危ない錬金術の一種のようにしか思えないのです。

行政は口を開けば可部の新しい町づくりと言われますが、現在の日本で一番苦労し努力していても報われない施策が人口減少社会への歯止めですが、可部町だけは人口が年々増加し続ける施策があったのでしょうか。甚だ疑問です。

最後に八軒議員の質疑に対する行政の答弁要旨を記載しますので読んでください。公僕として、市民の側に立った行政を行う者の誠意ある答弁ではなく、全て行政組織として、首長として絶対してはならない予測と見込のみでの答弁です。

公金を預かっている市長・行政が絶対に取り入れてはならない手法のはずです。この答弁要旨を読む限り、市長も一部職員もそこまで堕落したのかと寂しい思いをしてしまいます。

※ 画像をクリックすると別のウインドウでご覧になれます。

※ 画像をクリックすると別のウインドウでご覧になれます。