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(No.401)2014年1月7日

二元代表制について

今年は午年です。私にとって6回目の午が廻ってきました。馬も野生馬からダービーを目指すサラブレッドまで様々です。私は馬に例えるなら家業である農業用の馬、農耕馬であると思います。
 スマートさと華麗さはないが、こつこつと飽きもせず、あきらめないでやり抜く。お天道様には勝てないが、一歩一歩休まず耕していれば運も向いてくる。
 幸運を信じて今年も市政のため努力します。

年頭にあたり地方行政と政治の構図を掲示します。私をはじめ、行政の長も、議会の長も、行政職員も議会人も、市民、有権者の皆さんももう一度確認をしてほしいのです。議会人としてやって良いこと、行政の長がやってはいけないこと、再確認のための図式です。

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説明にもありますように、いずれも「直接公選」で、それぞれ「独立」の立場で相互に牽制し均衡と調和の関係を保持しているのです。
 もう一つ、参考に国会の制度を掲げます。

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これも、両者が共働と均衡の関係を保持する制度なのです。

これらに付け加えたいことが、『地方議会の運営T(1970年、西澤哲四郎著、教育出版)』の中にあります。

議会は、あくまでも意思機関の範囲を超えるようなことがあってはならない。行政を行うことは、議会としても議員としてもできないことはもちろんである。直接的にも間接的にも、執行機関の権限に介入するようなことは、厳にいましめ、避けなければならない。
 同時に、長の側にあっては、法律上自己の権限に属する事項については、いたずらに議会の意向を打診するような態度は捨てて、それを執行した政治上の責任は、一身に負うのだという気概と決意はもってもらいたいものである。

もう一つは、『現代地方自治大全集3 地方議会(1977年、大出峻郎著、ぎょうせい)』の中です。

議会と長とを対立せしめ、その相互の牽制と均衡によって公正な行政を期待し得るのみならず、地方公共団体の場合には、両者の対立抗争に際しては、容易に住民の監視と批判によって、妥当な解決を期待し得ること等が考えられた結果であろうといわれている。

議会は首長の提案を粛々と受け止め結論を出していくべきであり、議員に負託された権限です。首長や行政は提案した議案を、誠意をもって、ごまかしや詭弁を使わず、正面から議論すべきなのであり、これが首長に託された使命ではないでしょうか。

市議会も市長も、残された任期は1年と少々です。二元代表制の示す道を理解しながら、広島市民のため、広島市のために懸命の努力をする1年であろうと思います。
 本年が議会と首長、行政にとりまして実り多い年になることを心から願うものです。