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(No.388)2013年11月29日

安佐市民病院の建替え(予特での質問)

平成25年3月1日の予算特別委員会(厚生関係)で、公明党の西田議員が安佐市民病院の建替えについて質問されています。記録をよく読んでみると私のホームページ、11月19日の383の後段の2対5(現在は4)の数が、今春の時点では「移転再生:どちらでもいい:反対」=「1:1:4」のように思われます。

公党の施策決定は何時どのように変わるかは予想しにくいものですし、行政から施策決定の議案も提示されていない時ですから、西田議員の正直な個人的な感情からの発言であろうと思います。

発言の要旨を抜粋しますと、

安佐市民病院は、広島市に合併する前の旧可部町を初めとする五町が地域に総合病院が必要であると考えて進めていた建設計画を、合併により広島市に引き継いで開設されたものです。

から始まり、

安佐市民病院の存在は、地域住民が安心して日々暮らしていく上で非常に大きな要素となっていると思います。

と発言されています。

このことは、如何に現在の安佐市民病院が住民の皆さんの生活の中に、安心と安全の基盤をつくり、市民の「健康と生命」の拠り所になっているかの認識を共有しているということだろうと思います。

次に、

荒下に移すという案もあるんよと聞いたときは、もうこれは全然議論の余地もないと思いました、現地建替えがいいに決まっていると。あんな不便なところに建てるなんてとんでもないというのが私の第一印象でした。

と荒下地区の地形と環境を熟知しているからこその発言だと理解します。

また、

もし病院に行くためのバスというよりも可部まで行けるようなパスというのが整備されるのであれば、非常にこれはいいことじゃないかというふうに思います。実際、安佐町の連合自治会のほうからもそういうバス路線をつくってほしい、直通で行けるバス路線をつくってほしいという要望も出ております。

とあり、西田議員は、安佐市民病院の移転建て替えを望んでいるのではなく、安佐町からの道路、交通インフラを早急に整備してほしいとの要望であると理解します。

次に荒下地区の土地の状況を、議員としての活動の中での実感を述べられています。

移転候補地の荒下地区の一部には既に住宅が建てられております。大雨の際には、太田川の水位が家屋の近くまで上がって 、住民は大変不安な思いをしております。

(略)

平成18年だったか19年だったか、今井田が洪水でつかったときに、あのときの災害で、あの地域も、私は現地に行って床下浸水をしたというふうに認識をしているんですけど、

とあり、荒下地区の歴史と現状の認識の乏しい私たちは、まずは自分の足で山と川に挟まれ荒れている現地を見て知るべきとの思いを強くしました。

それと同時に、鉄道を引き、道路を改修し、民間区画整理事業で「地上げ」した民有地を安佐市民病院用地として買うという暴挙には、ただただ呆然とするしかありません。まさしく「公金」税の無駄遣いであり、そのうえ絶対に許せないのは、民間への利益供与であり、市民への背信行為で犯罪になりかねないのではないでしょうか。

行政は、市民に対し、損害を与えてはならないのであり、公明正大な行政運営をするよう心掛けるのが公務員の仕事ではないでしょうか。

西田議員は最後に、

一番欲しいのはバスを可部まで通わせてほしいというところが一番魅力なんですよね。安佐町のほうから見たら、荒下にあってもあんまり変わらんわけですよ。

と発言されています。

このことが初めに述べた1:1:4が安佐北区選出市議会議員の賛否の比率ではないかと思います。しかし、一人は公党出身ですから、個人の感情はなくなることもあります。しかし、この予算特別委員会(厚生関係)で述べられていることが議員としての「本心」だと思います。

行政が地上げの利権に走るのはもってのほかであり、通常はその影が見えただけでも行政職員はその施策から遠ざかるものではないでしょうか。この度のまだ形のない荒下の区画整理事業と称する地上げの構図からは、バブル時代の不動産利権の暗躍の再現のようにしか思えないのですが、皆さんはどのようにお感じですか。