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(No.379)2013年11月6日

「浜田宏一」氏の本と松井市長への思い

松井市長への思いを、アベノミクスの生みの親であると言われているイェール大学名誉教授 浜田宏一氏の著書『アメリカは日本経済の復活を知っている』の序章「教え子、日銀総裁への公開書簡」を紹介しながら述べたいと思います。

〈白川君、忘れた「歌」を思い出してください。お願いです〉

私は公開書簡を、一国の中央銀行総裁には失礼な呼びかけでそう締めくくった。思わずそう書いてしまったというべきか。まさに「お願い」……懇願に近い気持だった。

浜田教授は日本と世界経済の正道を思うが故の呼びかけをされています。
 全世界的な経済学者を気取るつもりは毛頭ありませんが、広島市民として、議会人として広島市の将来を心底心配し、多くの市民が望んでいる市長像に松井市長が近づいてくれることを熱望しているが故に、私も発信し続けているのです。

私が投げかけたメッセージに応えるどころか、受け止めてさえもらえなかったのである。
 (中略)
 新しく、より正しい理論で教師に反抗するのはよくあること。これはむしろ健全なことだと、教師として私は学生に奨励してきた(霞が関の各省で、「浜田ゼミの卒業生は生意気だ」といわれたのも、そのような理由によるのであろう)。
 ただし、正統的な金融理論から日銀理論への回帰は、経済学発展の流れからすると逆噴射である。最も困るのは、それが稼働率の低下や失業、そして倒産を生む、国民を苦しめる方向への退歩でもあるからだ。
 日銀やその総裁に対してではなく、自分のメッセージが届く範囲を広げなければいけない。私が一生かかって研究してきた成果を、一般の人々にこそ知ってほしい。そのためのあるのが本書なのだ。

私自身、一地方議員であり、市長に対し、教えたり、示唆したり、指示したりするつもりは毛頭ないのですが、議会人として議論し、討論し、議決をするのが市民から議員が託された権利であり義務なのです。

市長は、市民に安心と安全、安定、安寧を与える施策を提示し、市民に分かりやすく説明し、納得させ、多くの市民へ夢と希望を持たせるのが最も重要かつ大きな責任です。市長職は市民の強い父、かつ慈悲深い母であるとも思っています。

日本を思い世界経済を心配され、浜田教授が白川日銀総裁へ思いの丈を発信されたことが今日の安部政権の経済・金融政策の基本であろうと思われます。

松井市長も市政の根幹になる政策の序列と整理を、今一度慎重に精査され、市民に分かりやすく、議会にも納得できるシステムをつくり上げてほしいものですし、「好き」とか「嫌い」とかでなく、文章や書面でもなく、心のこもった分かりやすい言葉で相手と対峙してほしいものです。

その上で、単なる「思いつき」の「瞬間湯沸かし器」にならないよう、人望ある温かい市民から慕われる市長になってほしいものです。そうなることを心から希望しているのです。