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(No.376)2013年10月28日

決算特別委員会について

平成25年10月9日に開催された決算特別委員会の総括質疑で久しぶりに質問席に立ちました。原稿なしで臨んだため質問の意図がうまく伝わらなかったところもあったかと思います。皆さんに趣旨をご理解していただくため、要点をとりまとめ、補足した形で紹介させていただきます。

〈組織・人事等〉
  • 松井市長になって本当にやっていただきたかったことがある。一年目は見ていただけど、二年目ぐらいからは何とか組織と人事をもっとしっかりやって欲しかった。三年目になっても秋葉時代の組織と何ら変わらない。人心一新も何もない。
  • 松井一實という人物がたった一人で広島市に乗り込んできたが、組織や人事を変えなかった。松井一實の責任もあるかもしれないけど、周りも変わらなかったし、変えなくちゃいけないとも思わなかった。
  • 本当は政権が変わり市政が変わると、前の時はこうだったけれど「こうしたい」という思いが出てこなくちゃいけない。前の市長の時代のそのままの施策が延々と続いてきている。
  • 財政もこのまま行けば破綻するのが見えているような気がする。前市長はプライマリーバランスで縛ったが、松井市長になって縛りが無くなった。安倍総理もプライマリーバランスの黒字化を目指している。事業もメニューばっかり多くなった。そのしわ寄せが市民の中に行き渡っている。
〈競輪〉
  • 競輪関係で川島宏治という名があった。RCCのスポーツアナウンサーでメディアだ。中国新聞社社主の思い入れの大きい会社の副社長でいった。それならそれでいいのだが区分はスポーツではないはず。
  • 誰の発想か知らないが、きちっとチェックして、その人の経歴、性格、資質に応じたものとして取り上げるべき。
〈広島駅周辺再開発〉
  • 駅の再開発は遅れる。10月7日のアエラに「準大手の戸田建設は13年3月決算で650億の最終赤字を計上。会長、社長が引責辞任に追い込まれた」とある。
  • これでCブロックがすんなりいくのか。あまりにも急ぎ過ぎ。途中で頓挫したら、出資した人、そこで生活していた人、次の生活を夢見た人、全て頓挫する。
  • Cブロックは誰の置き土産か。副市長候補だった猪爪レポートの終結がこれ。秋葉さんの最終的な仕事はこれだった。それを誰も説明しようとしない。
  • 急がず一つずつ積み上げていくべき。行政がやってはいけないことは、騒がせないこと、怪我させないこと。市民の安全と安心を確保すること。
  • 広島駅周辺で官民合わせて3000億円強だ。それに耐えられるインフラは、広島市は一つも計画していない。
  • だから、JRの中国支社長が何を言ったか。新聞にも大きく出ていたが、「広島市には都市計画はない」だ。
  • 当り前だ。このまま行くと混雑時には新幹線口へは南口から車で行けなくなる。駅西陸橋と荒神陸橋しかない。今でも一杯なのに、イズミができ、ゆめタウンができ、イケア等々多くの施設ができるとどうなるか。
  • 東西に一本、今の道がありそれが拡幅されるだけ。その先には、府中にもう一つイオンモールがある。5号トンネルが下りてきて、また詰まる。
  • 南北はどうするのかと職員に聞いたら、「広島駅南口でおりて新幹線口まで歩いて行ってください」だ。職員はそういう感覚しかない。行政がそういう答えをしていいのか。夢がない、都市計画がないと言われるのは当たり前。
〈旧市民球場〉
  • もう一つ、6月に議会が修正可決した予算があった。何でそうしたか。そこから先、松井市長は何をやられたか。
  • 松井市長の後援会、お役御免になった人がいる。その後釜が、広銀を辞められ、出向されたサンフレの営業の人だ。
  • だったら、もうサッカースタジアムの検討委員会なんてやめるべき。市長の一番色がついた人物がサンフレッチェの営業マン。誰が見たって決まりだ。公正、公平じゃない。
  • 李下に冠を正さず。やられたことは市民にとって理解しがたいこと。片や会議はしているが、一方で自分の信じている腹心をそこの職員にしている。
〈安佐市民病院・JR〉
  • 安佐市民病院だが、ある日突然、JR西日本の当時の社長と約束した。アッセと白島新駅とJR可部線延伸と安佐市民病院の移転とセットだと。どれか一つでも狂ったらいけない。
  • これをコーディネイトしたのがどなたかは知らない。
  • 運輸省のOBの人違いもあったようだ。今年の6月に久し振りに会った。「そういったバカなこと。あったこともない」と言っていた。
  • 彼が一番初めに言ったのは、「広島市は何を売っているのか。路面電車ではないか」。広島をご存じだ。当時は大田社長の時代。そのころの「絵」っていうのは路面電車。
  • その路面電車が2階とは。小倉のモノレールとは違う。昔と今と時代が変わるって言えばそうかもしれない。でも、路面電車は路面電車。路面電車が2階の方からトロトロ降りてきて、どこが路面電車なのか。
  • アッセのために自由通路を作って、あれだけの投資をして、アッセの耐震がやれないので、建替えのために広島市がそこまで貢がなくちゃいけないのか。
  • 松井市長は広島市に対する思いがどこにあるか。路面電車っていうのは、路面を走って初めて路面電車。それをどう始末するか。それが技術屋さん、デザイン屋さんの仕事じゃないか。
  • 「どうにもならないから、こうなのだ」と言う説明なら、皆耳を貸すと思う。しかし、ある日突然に、地下に行ったり、2階に行ったり、それは路面電車じゃない。
  • ましてや白島新駅。これも、秋葉時代の遺物。しかも予算は通っていたけれど、トンカチまで秋葉さんは手をつけなかった。金がかかるから。
  • 白島新駅で紙屋町へ乗ってくるというが、乗れる余地はない。奥へ向いて乗って走るだけ。
  • もう一つはJR可部線延伸。延伸は仕方ない。でも、「民」の区画整理とその上に安佐市民病院というセットはない。区画整理は「民」。延伸して新しい街ができればいい。区画整理事業でやられるのなら、それは「民」。
  • その民の土地を早々と20億円という。誰がオファーするのか。それなら、広島市があの民の土地を買い求めた方がいいのではないか。理由があればだが。あまりにも突飛で、人騒がせで説明もない。
  • だから5万という移転反対の署名が集まる。勝者(行政)が弱者(市民)にノーサイド。そんなばかな話はない。対立感情は残る。
  • しかも、今の安佐市民病院の土地を武田学園に20億円で売ればいいという。そんなばかな話があるか。不動産屋じゃない。しかも、それを病院事業局が何故するのか。
  • 可部のまちづくりや不動産屋を病院事業局がやるのか。そこまでの仕事の分担を誰がさせたのか。そうしなくちゃいけないのなら、組織をピシャッとして、お金もピシャッとして、初めから、仕切り直すのが当たり前ではないか。
〈高速5号線〉
  • 一番気になるのは5号トンネル。何で市から理事長を持っていったのだ。本当は県だ。県に人がいなかったから市というばかな話はない。県の順番なのだ。ええかっこしたところで、広島市の手柄にはならない。
〈東部連立〉
  • 東部連立も一緒。県知事が言って、市長が発言するなら、まだしも。知事が言う前に「連立立体やめる」と言ったのは市長。あれは県の事業なのだ。
  • これは、海田、府中、船越の交通の利便のため。だから、府中も区画整理やっている。海田も土地を買収している。安くあがればいい、といったものではない。
  • それなら、国道2号線の延伸をやれ。秋葉の時代に止められた。私の顔が憎かったらしい。でも、止めたメンバー(弁護士や市民運動家)は、今は5号トンネル。5号トンネルは止まる。だったら、何をするのか、もう少し落ち着いて一つずつ考えてほしい。
〈新交通〉
  • それとアストラムの延伸。何故あそこで止まったのか、検証されたことはあるか。あの道路勾配が影響しているというのもある。3ルート(己斐・商工センター・五日市ルート)を考えるって、考えられるはずないじゃないか。
  • その前に、アストラムの車両の更新が先だ。耐用年数がきている。今のアストラムの借金も伸ばし、シャレオと同じ条件にしないと車両の更新はできない。
  • アストラムの車両の更新をして、安心と安全と、交通の確保が広島市の最優先の仕事ではないか。
  • アストラムの延伸はいいが、3ルート(己斐・商工センター・五日市ルート)がまた出てきたら、住民同士がまたトラブルを起こす。市長はそれが好きのようだが、本当はやっちゃあいけない。
  • 高馬力の新しい車両ができた時、初めて勾配がクリアできるんじゃないか。そういう車両の目途がついて、初めてアストラムの延伸じゃないか。
〈総括〉
  • 落ち着いて、一つずつ市長の仕事をクリアしていただければ、松井っていう市長の行政手腕の重さ、確実さ、安心して安全に暮らせる広島市、それが少しずつ発展していく広島市、それらを皆望んでいる。
  • 来年度の予算編成に向けて市長の格別の配慮を。もう一度立ち止まって、考え直す。頭下げるところは頭下げる。好きでも嫌いでもない、全て広島市のためだ。
  • あなたは、広島市の唯一の市長。好きでもない、嫌いでもない、広島市民のために、頭下げるところは頭下げなくちゃいけないのではないか。それが、我々が期待してつくりあげた、松井っていう市長の大きな像になってくれれば幸せだと思う。