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(No.366)2013年4月9日

安佐市民病院の建替え(その3)

ここに、「市(町)庁舎建設(移転・現在地)の状況」について、整理した表を掲げます。現在地での建替えに比べ、移転の場合は大きな壁が立ちはだかり、厳しい状況となっていることがお分かりいただけると思います。

※ 画像をクリックすると別のウインドウでご覧になれます。

移転の場合は、反対運動等により、期間だけ見ても長期化することが推察されます。
 場合によっては、暗礁に乗り上げ、行政として身動きがとれない状況に追い込まれるだけでなく、現在地と移転候補地の周辺住民に対して、必要以上の不安や期待感を与え、修復のできないしこりや行政に対する不信感を引き起こすことが危惧されます。

この表には掲げていませんが、皆さんご存知の大阪府庁の全面移転問題では、旧WTCビルへの移転条例案を、平成21年に府議会で2度否決されています(2/3以上の賛成が必要)。その後、咲洲庁舎として一部移転しましたが、東日本大震災時の揺れで同ビルに多数の損傷が発生し、結局全面移転は断念しています。

比較検討の段階では、推し進めようとする案を有利に評価しようとするものです。しかし、それは行政では絶対許されるものではありません。

今、行政に求められていることは、病院の存在自体がまちの有り様に大きな影響を与えることを十分認識し、過去の経緯や現状を詳細かつ客観的に分析し、周辺市町との広域連携も視野に入れた街づくりの方向性を見据えることであり、短絡的で性急な決断は、将来に禍根を残す結果になるのは火を見るよりも明らかです。