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(No.332)2010年11月30日

『マグサイサイ賞受賞を祝う会を取り巻く不可解さ』

私の手元に12月2日にグランドプリンスホテル広島で開催される「秋葉忠利広島市長のマグサイサイ賞受賞を祝う会」の案内状があります。



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ご覧のとおり、差出は、発起人一同となっており、その発起人には、五十音順に73名の氏名が記されています。

発起人の数の多さには、さすが現職の広島市長の権威のみならず、現職市長が持っている権力の強さをひしひしと感じるわけですが、冷静に考えてみますと、この種の案内状は責任者というものが必要ではないかと思うのです。

発起人全てが責任者ではないはずです。唯一、万事を掌握されているような人は、銀行口座の請け人である小坪 則子氏一人ではないかと思われるのですが、広島市で一番の権力者の祝賀会のはずです。代表のいない、責任者のいない案内状というのは少々おかしなものではないかと思われるのです。

また、この案内状で、何が目的であるのかが理解しがたいところがあります。それは、案内状の文末なのですが、

※なお 急遽この会を計画し、時間的制約がある中、不慣れな事務局で準備を進めたため、本来発起人をお願いすべき方々へのお願いに伺えなかった等の失礼がございました。また、ご案内を差し上げるべき方にご案内が届かなかったケースや二重にご案内をお届けした等の失礼の段も平にお許しくださいますようお願い申し上げます。
という一文です。

このことは、特定少数の人で一方的に人選され、本来、発起人になるべく人を失念していた「わび」でしかありません。

次に、二つ目の疑問として、何故、今頃になって、思い立ったように急いで、準備不足を認めているようなパーティを開催しなくてはいけないのかということです。

心から名誉をたたえる善意の祝賀会であれば、万全の準備をされるべきであろうと思います。本当に必要な祝賀会なら、準備期間は3〜4ヶ月もあったわけですから、その準備は十分できたはずです。

にもかかわらず、準備不足であるということは、多くの著名人が開催される単なる「金儲け」のためだけのパーティということなのでしょうか。

私は、来年の市長選へ向けてのイベントとしてのパーティであり、そのための資金集めではないかと思うのですが、如何でしょうか。

その例が、多くの発起人の方々へのパーティ参加への案内状の配布(例えば、10枚の依頼)であり、広島市の出先機関への祝賀会案内状の100枚単位での押し付け依頼ではないかと思うのです。

「下衆の勘ぐり」という諺がありますが、それ流に解釈してみますと、発起人73名掛ける10枚は730枚となり、外郭団体やその他の企業、団体に課せられた枚数を単純に計算しても1,000枚は優に超えます。1万円掛け千人は1,000万円という金額になります。

しかも、この種のパーティは「益金」が生じるはずです。この益金はどのように処分されるのでしょうか。状況次第では、4選を目指して「2万円」パーティをされた前の県知事のパーティと同じような結果になりませんか。

10月8日の私のホームページ「多選の弊害」で、マグサイサイ賞の副賞約400万円の行く先を心配させていただきました。

しかし、この度の益金は賞の副賞よりは多額になると思われます。責任者のない一過性のパーティでの益金はどのように処分されますか。重要な公職にある人ですので、十分気を付けて欲しいものです。

ところで、市長はマグサイサイ賞の祝賀会を何度やられているのでしょうか?
   議会と行政職員(部長以上)とでも、10月26日に広島市文化交流会館(旧厚生年金会館)において会費8,000円で盛大に開催されたようですし、噂によりますと、他の団体もされているようです。

マグサイサイ賞の祝賀会に何故このような思いをするかは、秋葉市長の義理のお父さん(秋葉市長夫人の実父)が、この案内状を大量に配布されているようで、ある種の職権乱用ではないのかと気にかかったからです。誰しも市長の父親が大量の案内状を持ってこられれば断るわけにはいかないのではないでしょうか。

さて、その父親が今どのようなポストに付かれているか市民の皆さんご存知でしょうか。それは、広島市が43.3パーセントの株を取得している「広島地下街開発株式会社」の常勤監査役なのです。

その広島地下街開発株式会社のこの度の役員の入れ替わりを表にしましたので、ご覧ください。



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この表の常勤監査役「谷井 繁氏」です。
   説明には(広銀OB)となっていますが、広銀(OB)のポストは常務取締役のみであったはずです。また、それまでは、常勤監査役のポストは広島市の職員であったはずです。それが、どのような理由で今年の6月に突然就任されたのか理解に苦しむところです。

しかも、取締役のポストも2名新しく就任されているようです。こうした人事は、誰が見ても情実人事のように思えてなりません。

よく、噂には行政職員も情実人事があるように聞きますが、この地下街開発株式会社の人事のようにあからさまな人事は、どこかの独裁国の人事のように思えてなりません。

このように感じるのは、私だけでしょうか。何度も書きましたが「李下に冠を正さず」ではないでしょうか。
   皆さんはどのように思われますか。