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(No.279)2009年11月17日

『オリンピック招致について(その6)』

『電通報(10月26日号)』に「2018/22年FIFA(W杯)日本招致委の設立発表〜『鉄腕アトム』が特別広報大使に〜」のタイトルの記事がありましたので紹介します。

日本サッカー協会は2018/2022年FIFAワールドカップ(W杯)日本招致委員会の設立発表を行った。新しいW杯づくりに向けた日本の指針や取り組みを説明。サッカーを愛するすべての人へ支援をよびかけた。「02年大会の鮮明な記憶を持つ日本だからこそ、新しい次元へとW杯を進化させることができる」と語り、日本でW杯を開催する夢を皆で共有し、それを実現しようと訴えた。

日本のほか、豪州、インドネシア、米国、イングランド、ロシア、スペイン・ポルトガル(共催)、オランダ・ベルギー(共催)が18年、22年の両大会に、韓国、カタールは22年大会のみに立候補している。両大会の開催国は、招致契約書や招致ブックの提出などを経て、来年12月2日のFIFA理事会で決定される。

JFA(日本サッカー協会)は、招致コンセプト「Truly Universal=ワールドカップの喜びを真に世界が分かち合う」を発表。「共感力に優れた日本人の人間性」と「日本の最先端の技術力」で、地球規模の対話と共感を生み出すW杯を実現する意気込みと招致マークを披露している。その上、特別広報大使として故手塚治虫氏の人気漫画「鉄腕アトム」の主人公アトムが任命された。

残念なことですが、広島市はいつものとおり、18年・22年ワールドカップサッカー(W杯)の開催地立候補の意向表明を締切日の11月2日を守らず4日以降にされたそうです。そして、11月5日には「W杯サッカー会場立候補断念」の記事になりました。

市長の拙速な決断だと思いますが、これは広島に活気と潤いと勢いを望んでいる多くの市民の期待を裏切ることにはなりませんか。加えて、本気でオリンピックを招致するのであれば、それに向けた全ての条件をそろえたウォーミングアップの場であり、全世界に通用するビッグイベントであったはずだと思います。

広島で行われる世界的なイベント会場は広島ビッグアーチしか思い当たる場所はありませんが、施設も少し老朽化していますので、ワールドカップサッカー会場として規格の合う、そして、陸上競技の会場としても国際競技が出来るものを新しく造り替えておくことが、オリンピック誘致のアドバルーンを上げる前に広島市がしておくべき必要最小限の日本オリンピック委員会に対するエチケットではないでしょうか。

少し前までは、県は西飛行場の存続は財政が逼迫しているので難しいとする中、広島市は市域内の飛行場として「市」独自でも残したいとの意気込みを主張されていました。しかし、11月4日の市議会決算特別委員会で「県が撤退した場合は、廃港もやむを得ない」と述べたのです。

広島市は、西飛行場については、100席以下のジェット機での東京便の就航を目指し存続に努力する姿勢を強行に主張してきたはずですが、ここに来てまた「県が協力してくれないので諦めます」との発言です。口先だけでなく、どうしても西飛行場が「市」として必要であれば、広島市独自で管理・運営をする覚悟が必要ではないのですか。

その上で、県・市行政間の話し合いをするべきです。口先だけでの議論で責任感もない主張は虚しいものです。本当に必要とあれば飛行場を残したときの経費も全て分かっているのですから、金銭も人材もいることを覚悟の上で議論すべきであったはずです。

西飛行場の管理経費は2008年度では5億9310万円で、その経費を県市折半で2億8122万円ずつ負担していたはずです。市長は約6億円を広島市が負担しても、それに見合う以上の経済効果をあげる施策を提示することが役目ではないでしょうか。

ここに至っても、「市」は新知事に東京便就航を目指す立場を説明し理解を得たいとのようです。ここでも、いつものように「私は主張しましたが、県は聞いてくれませんでした。飛行場が広島市に残らない原因は県です」との主張です。いつものパターンで「いい子は私、悪い子はあなた」のようになりそうな気がします。

皆さんはいかが思われますか。