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(No.241)2008年4月11日

『広島市の人事(Part1)』

4月4日に、平野博昭事務所宛てに一枚の葉書が届きました。まず、その葉書をそのまま紹介します。

ご覧になって、皆さんはどのようにお感じになったでしょうか。選挙で選ばれた首長であっても、公人として、やって良いことと絶対にやってはならないことがあります。

確かに、首長はその団体の事務を管理し執行する権限を有していますが、その権限を乱用することまでは許されてはいません。また、その暴走を防止するため、議会という監視の目がありますが、人事に関しては、議会の同意を必要とするもの以外は、首長だけに専属する、いわば特権なのです。このため、長期政権ともなれば、独断と独裁に繋がり、その団体自体の活力まで失ってしまう恐れもあるのです。

こうした傾向が、この広島市においても起き始めているのではないでしょうか。人心の破綻は、組織自体を蝕むものですから、財政の破綻である「夕張化」よりも恐ろしい現象であると思います。広島市行政の現状が暗くじめじめして来た大きな原因はこのあたりにあると思われます。

悲しいかな、この人事権だけは誰にも手が出せません。どんなに組織が立派であっても、トップが無能であると組織が組織として機能しないことを端的に言い表している言葉として、「プルターク英雄伝」に次のような格言があります。

「ライオンに率いられる鹿の群のほうが、鹿に率いられているライオンの群よりも恐ろしい」

市民の皆さんとともに、この現状を認識して、市民の手に市政を取り返すことを自覚していくしかないのです。

また、今回の(財)平和文化センター人事に関連して、秋葉市政下の人事の異常を指摘されているホームページがあります。それは『濱本康敬の独り言』です。 その文章の一部を紹介します。

(職員採用は公募が原則)

今回正規採用されるとされる嘱託職員の一人とは私も親しく仕事をしていました。(中略)市民の血税をいただいて運営している市の組織に、爪の先ほどの恣意性や不正が入ってはいけないことは当然のことでしょう。

(嘱託通訳職員は、翻訳業者であったリーパー氏のお気に入り)

私が以前指摘したように理事長となったリーパー氏は、秋葉市長のお気に入りの翻訳・通訳業者でした。(中略)その業務の直接の担当者が今回正規採用されることになった彼女達なのです。(中略)リーパー氏が財団の理事長となって権限を持ったので、自分と懇意にしている彼女達を職員採用の原則である「公募」を曲げて恣意的に採用とするなどということは……。

といったことを述べられた上で、
(公募による優秀な職員の確保)

広島市の平和記念資料館で無給でもいいから働きたいという通訳や研究者の方々の声を幾度となく聞きました。民間の団体や研究機関で、ほとんど無給に近い形で活動を続けていらっしゃる研究者の方が多数いらっしゃるのです。

と、(財)平和文化センターの周辺の真心のボランティアの存在を示されています。

さらに、

(恣意的人事が恣意的人事を呼ぶ秋葉市政)

元をたどれば、リーパー氏の理事長就任が秋葉市長の恣意的人事でした。単なる通訳業者にすぎなかった彼を、理事長にする合理的理由などあろうはずもありません。(中略)今回の投書は、首長が恣意的に採用した幹部職員が、さらに恣意的人事を行い、組織全体に不正が蔓延していく典型のような事例でしょう。

と、秋葉市長の目に余る恣意的人事とその弊害、そして横暴化と続きます。

いろいろな考えがあるとは思いますが、一度、読んでみてはいかがでしょうか(ブログのタイトル名『濱本康敬の独り言』で検索してみてください)。