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(NO.222)2007年11月6日

『新球場建設に係る官製談合の疑惑(その7)』

前回に引き続き、今回も、私のホームページをご覧になった方からの指摘を「その2」として紹介させていただきます。まずは、ご覧ください。




なお、この指摘では、「KtJ's Blog」は閉鎖されたとされていますが、現在では再開されているようですので、念のため、 申し添えておきます。ただ、いずれにしましても、今回の新球場の建設に関しては、明らかに理解に苦しむようなことが多いのでは ないかと思います。

それが、解明されず、建設に至っていることについて、皆さん、いかがお感じでしょうか。



(※追伸(都市の魅力とは))

少し前のことになりますが、今年の8月6日の『AERA』に、気になる記事がありましたのでご紹介します。 それは、『海外メディアが大騒ぎ―世界が恐れる原発震災』という記事の中にあった、次のような内容です。

英紙ロンドン・タイムズは、7月21日のニュースでこう伝えた。「ツナミ、カミカゼ、ヒロシマ。 日本は世界に数々の『死の言葉』を提示してきたが、今また恐怖の言葉を加えようとしている。 『ゲンパツ・シンサイ』だ。」多くの日本人は「大げさな」と思うだろうが、それはある種の 「平和ボケ」かもしれない。

この後に続く内容は、静岡県御前崎市の浜岡原発の「現実」を例に引き、「浜岡の1号機が許可されたのは 1970年12月。その頃は、東海地震の危険性を今ほど解明できていなかったし、国の耐震指針も存在 しなかった」と、日本の原発が、およそ30年も前の調査レベルで作られてきたということを伝えたものでした。

この記事から、皆さんに考えていただきたいのは、記事の主題である原発震災のことではなく、その中にあった 「ロンドン・タイムズが『死の言葉』と提示したカタカナの『ヒロシマ』」ということなのです。

秋葉市長の売りもカタカナの「ヒロシマ」ですが、これは負の遺産としての「ヒロシマ」なのです。 そして、その知名度の高さは、広島市民の多くも勘違いしているかもしれませんが、人類史上最初の 原子爆弾被爆というあまりにも悲しくて、悲惨な市民を巻き込んだ現実によるものなのです。私も被爆者の 一人ですが、当時の悲惨さや恐怖は、60年余りを経過した今となっても、思い起こしたくないひとコマなのです。

そうした「ヒロシマ」の持つ本来の意味を踏まえて、これからの広島市が活力に満ち、魅力ある都市として、 また、市民が、安全で安心した生活を送ることができる都市として成長するための都市像のイメージが、 「ヒロシマ」なのか「広島」なのか、皆さんに、今一度、再確認をしてほしいのです。

秋葉市長は、平成19年6月15日の所信表明の中で、「世界最大の旅行ガイドブック出版社である ロンリー・プラネット社発行の『都市の本』は、世界で最も魅力的な都市200を特集した本ですが、 日本からは3都市が選ばれています。東京、京都、そして我が広島です」ということを言われました。

確かに、先のロンドン・タイムズの記事にもありましたように、「ヒロシマ」の知名度は高いものが あると思いますが、それは「負の遺産」としてであり、東京の大都市としての知名度、京都の長い 日本の歴史を通して美と知が集積された知名度とは全く異なるものではないでしょうか。

さらに、広島市は都市としての魅力も少ないのではないでしょうか。事実、7月24日の中国新聞には 『札幌、2年連続魅力度トップ・民間調査』という見出しで、「魅力ある自治体のトップは札幌市、 2位は京都市、3位は横浜市−民間シンクタンク『ブランド総合研究所』(東京)は23日、 こうした『地域ブランド調査』の結果を発表した」という記事が掲載されています。

その中で、我が「広島」は前年の44位から51位に降格しているのです。この調査は、 インターネットで全国の10代から60代の約3万人からの回答を得たものだそうです。

一方、市長が引用されたロンリー・プラネット社発行の「都市の本」についてインターネットで 調べた限りでは、どういった基準で「最も魅力的な都市」が選ばれたものなのか、よく分からないのです。

都合のよい情報だけ市民に伝えるのではなく、まず、すべてを明らかにした上で、市長には市政運営に 取り組んでいただきたいものですが、いずれにしても、都市の魅力が何なのか、この際、もう一度、原点に 返って市民みんなで考える必要があるのではないでしょうか。すでに、努力した都市だけしか勝てない時代に なっているのですから。

市民の皆さんは、この現実をどのようにお感じですか。