.












私の思い まちづくり・経済・交通 総務・人事 議  会 教育・文化
福祉・医療 平和・交流 その他 総合メニュー

(No189) 平成18年10月1日

『イノシシ事件について』

9月28日の市議会一般質問で、自由民主党の児玉議員(佐伯区)が通称「イノシシ事件」と言われている件について質問されました。これを受けて、9月30日の中国新聞では、「西区職員イノシシに餌〜手当360万円不当支出の指摘も〜」との見出しで、2年前から職員による「餌付け」や時間外勤務手当の支出などの実態が指摘されていました。

表面上は駆除業務の一環とも見えなくはありませんが、やっていることはとんでもないことのようです。私の手元には3ヵ月以上前から今日まで、市民からいただいた投書や指摘事項がありますので、これをもとに少し記述させていただきます。

最初は、投書の一部です。

   考えてもよく分からないことがあります。イノシシに区がエサをやり始めた理由です。それも1ヶ所だけでなくオリを点在させて、毎日職員が3人でトラックでエサをはこんでいく作業が果たして公務といえるのか。更に時間外勤務手当を支給したことも納得ができません。しかもこれが市長と区長が約束を交わした「仕事宣言」に明記されていますから、市長も了承していたことになる。そうなると、もはや西区だけの問題では済まない。


次は、市民と職員の会話です。

   初めは、区長と土木部長、それに市民部長だけで施策化したようです。厚生部長や建設部長は最近まで知らされていませんでした。市民部長はこのやり方には反対で、区政振興課長が協議に加わりました。駆除班が1人だけなのに、ここに数千万円の予算を付けたことでエスカレートしました。

(略)

   今年の人事異動で赴任してきた新区長は対処の仕方も分からずウロウロするばかり。挙句の果ては、区長に昇進させてもらった山田助役に相談して、市の内部調査が始まりました。今は本庁の企画総務局がこの問題の後始末にあたっているようです。
   児玉議員は6月から8月の中旬まで西区に調べに来られました。西区のイノシシ関係の職員は20名以上が本庁の法務担当と人事課に呼ばれたみたいです。

(略)

   多分、山田助役と企画総務局長は既にバレた時のシミュレーションを始めているでしょう。

(略)

   児玉議員はイノシシについて写真を含めて分厚い資料をお持ちでした。厚さ10cm位でしょう、経済局だけでなく全局に及ぶこととなると思います。

(略)

   西区役所内で、土木の職員が猪鍋パーティーをやったことや、イノシシ用のバナナを山分けして職員が持ち帰ったこともバレることになりますかね。
   イノシシの事件は、はじめにもっと経済局が相談にのっていれば、西区がここまで手を染めることはなかったと思います。今では毎年100頭近いイノシシを11月から2月までの間に駆除しているありさまです。11ヶ所のオリでそれだけ捕まるということです。それを処理したものを買っている職員もいたりでイノシシ汚染は相当です。

(略)

   西区の行政は機能停止状態です。区長の評判は最悪です。区民のほとんどが今までの区長の中でワーストワンだと言っています。これが市長の西区へ送り込んだ刺客の実態です。8区の中で西区行政は最低です。

「(略)」が少し多いのですが、職員名や市民の名前がありますのでやむを得ずこのような形にしました。何が「誠」で、どこが「嘘実」なのか、定かではありませんが、職員の愚痴や、やり場のない不信感が満ち溢れていることは間違いありません。

また、山田助役への報告以降、イノシシのエサやりを中止したことにより、周辺地域への影響は予想以上に深刻のようです。己斐地区の市民菜園に被害が生じたり、三滝寺や三滝墓苑周辺の住宅付近までイノシシが出没し、警察のパトロールカーによる「イノシシ出没の注意」パトロールが行われたりしています。

さらに、新庄町の市営住宅付近や太田川放水路をイノシシが散歩し、テレビがこうした実態やイノシシの捕獲の様子を全国放映し、それを見た関西地区の動物保護運動家の娘さんが「イノシシがかわいそう」と電話したため、安佐動物公園が一時保護し、山中に離したこともあったようです。

市長と担当局長が、早急かつ的確に有害鳥獣被害対策を現場の市職員に指示していれば、このような事件は起こらなかったと思います。最高責任者と担当責任者がお互いに責任逃れを繰り返してきたことにより、少しずつ溜まった垢がいつのまにか取り返しのつかない大きな垢になり、今日のような行政としてあるまじき姿になったのではないでしょうか。

全て職員の責任ではないはずです。地に足の付いた地道な行政指導や、職員教育を繰り返していれば、本当に安心して広島市を任せられる職員が多数、育っていたはずです。

最後に、8月中旬に議会から西区へ調査要求した通称イノシシに対する回答が9月19日にありましたので掲載します。

別添掲載:「西区における有害鳥獣被害対策について」

これが責任ある行政から議会への回答なのでしょうか。何も知らずに議会が調査要求をすると思っているのか、行政の無責任さ、不誠実さを感じますので、全文を提示させていただきました。

市民の皆さんはいかがお感じですか。



(※追伸(平和への取り組み))
   市長も有益な果実が実らない海外出張ばかりではなく、本気で行政指導と職員教育を行って欲しいものです。地方都市の行う平和活動がいかに海外で実らないものか、市長本人が認めた記事があります。

9月22日の朝日新聞です。

   秋葉市長は、『北欧でも(進まない)核軍縮への危機感の広がりが見られた。両国の連携を強め、政府レベルで非核政策が浸透するよう取り組みを強化したい』と話している。

これは、市長自身が、今回の外遊も単なる地方都市が非核を叫ぶことの非力さを認め、かつ非核、核軍縮は国の仕事であることを認めた発言であると思います。

市民の皆さんはいかがお感じですか。