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(No.45) 平成15年3月25日 『平成15年度予算について』

 去る3月19日の広島市議会本会議で、総額1兆1172億円余りの平成15年度当初予算案が可決しました。
 厳しい経済情勢や雇用環境を踏まえた対応策をはじめ、少子高齢化、環境問題、情報化・国際化への対応、あるいは、中枢都市にふさわしい都市基盤や都市の活力・魅力を高めていくための機能強化策など、市民生活に直結し21世紀を着実に歩んでいくための諸施策について、様々な観点から議論を交わし、指摘し、要望などを行った上、予算が成立したわけです。
 なお、この平成15年度当初予算は2月に市長選挙が実施されたことを踏まえ、性格としては骨格的予算編成となっていますが、今後の社会経済情勢や国の動向、あるいは新たな施策の方向づけを踏まえて、6月以降の議会において補正される予定となっております。
 ここでは、市税収入が6年連続して減少し基金も底をつく中、限られた財源で重点的・効率的に編成された平成15年度予算の主な内容について紹介します。


<平成15年度予算の主要な施策>

1 景気・雇用対策

 厳しさを増す経済情勢を踏まえ、中小企業金融対策や地場の中小企業向けの事業、雇用対策を実施するとともに、これからの広島経済を活力あるものとするため、新たな産業の創造等に取り組む。
中小企業金融対策として、融資枠の確保(市の預託貸付金194.3億円…融資枠としては539億円)、貸出利率の引下げ(0.1〜0.3%)など
地場の中小企業向け事業として、生活道路や下水道等の整備(238.6億円)など
雇用対策として、緊急地域雇用創出特別交付金事業(5.3億円)など
新産業政策に基づく諸施策の展開として、産学官共同研究開発補助(2千万円)など
自動車関連産業の活性化として、デザイン関連企業の新規受注支援(3百万円)など


2 福祉・医療、環境

 急速に進む少子高齢社会への対応として、子育て支援や介護予防、健康づくりなどに積極的に取り組むとともに、障害者福祉における支援費制度の円滑な実施に努める。また、環境の保全とゼロエミッション社会の実現を目指して、各種施策を推進する。
子育て支援の充実として、開所時間延長及び延長保育の拡充(8.2億円)など
介護予防、健康づくりとして、老人クラブ連合会健康増進教室事業費補助(7百万円)など
支援費制度の円滑な実施として、居宅生活・施設訓練支援(49.3億円)など
環境の保全とゼロエミッション社会への取組みとして、プラスチックリサイクルPR推進事業(6千万円)など


3 教育

 広島らしい新しい教育を推進するとともに、いじめ、不登校問題の解決に引き続き取り組む。また、暴走族対策を総合的、積極的に推進する。
新しい教育の推進として、学校チャレンジ21推進事業(5千万円)など
学校教育の充実として、学校フレッシュアシスタント雇用事業(2.0億円)など
いじめ・不登校対策等の充実として、いじめ・不登校等総合支援事業(1.1億円)など
暴走族対策の総合的な推進として、広島市暴走族加入防止・離脱相談センターの設置・運営(1千万円)など


4 都市基盤整備・まちづくり

 多心型都市づくりや交通体系の整備など中四国の中枢都市にふさわしい都市基盤整備を推進するとともに、市民と行政が一体となったまちづくりに取り組む。
多心型都市づくりの推進として、貨物ヤード跡地地区開発の推進(1千万円)、広島駅南口周辺地区市街地再開発(1.1億円)、大手町四丁目1番地区市街地再開発(6.0億円)、緑井駅周辺地区市街地再開発(9.5億円)、横川駅前広場整備(6.3億円)など
交通体系の整備として、広島高速道路の建設(116.9億円)など
快適な生活環境の整備として、公共下水道整備(287.0億円)など
まちづくりの推進として、区の魅力づくり事業(8千万円)など


5 平和

 21世紀に核兵器の世界を実現するため、被爆体験の意味を再確認し、人類全体の遺産として継承するなど、ヒロシマならではの平和への取組みを推進する。
平和記念資料館展示事業(「原爆投下理由に関する展示」の更新)(1千万円)など


 以上説明しました以外にも市民生活に直結する多くの事業がありますが、今後、市民の皆様の負託に応えていくよう、行政と議会が一体となって事業の推進に努めてまいりたいと考えています。