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(No.14) 平成14年7月11日 『続・貨物ヤードの決断』

 貨物ヤード跡地利用の方針決定について、疑念を抱かざるを得ません。
 記者会見では「基本方針を定め、次のステップに進む」と言われておりますが、この基本方針そのものの目標が不明確であり、何が何でもやり遂げるという強い意思が見受けられません。固い決断のもとに実現化に向けた次のステップに進むというのであれば分かりますが、発表された内容は、「何を、いつ頃までに、どのような手法で実現させるのか」といった基本となる事項が全く不鮮明です。換言すれば「これから協議を開始するので、できるかどうか分からない」といった実にお粗末な内容とも言えます。極論した言い方かもしれませんが、少なくとも市長の言う『方針決定』とは受け取れない内容でした。

 このような結果となった理由としては、これまでの懸案事項を解決していくための組織が機能していなかったと言わざるを得ないところもありますが、むしろ、市長の「決断力のなさ」と「逃げの姿勢」に組織が振り回された結果だと思います。
 いつ頃までに、どのように進めていくのかを明確にしていない曖昧な方針決定では、チーム・エンティアムとの交渉も決裂するのではないか、という不安があります。時機を逃せば、民間資本の撤退、あるいはカープからも愛想をつかされることも考えられます。その責任はどうするのでしょうか。
 方針決定するにあたっては、こういったところも十分踏まえた上で、整理すべきところは組織を使い整理し、詰めるべきところは的確な判断で詰め、たとえ、100点満点でなくても、100%の支持がなくとも、目標と手順を明確に打ち出して、市政の舵取りをするのが、市民の期待と負託に応えることになるのではないでしょうか。
 市政の方向を定めない市長は、本当の意味での為政者ではありません。決断力も責任を負う姿勢も見られないし、そもそも為政者としての自覚がないのではないでしょうか。皆さんは、どう思われますか。